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大阪府公立高校普通科(市立および総合選択制を含む)の通学区域を19年度の入学選抜より、現行の9学区から4学区に改編することは教育委員会が既にご存知のとおりだと思います。
新しい学区制に移行することにより、高校の選択肢が増えるのは良いことなんですが、自宅が所在する学区と統合する他方の学区の入試レベル等については皆目見当がつかないと、お困りの保護者方も多いと思われます。そして、近年の公立高校の教育内容の個性化、自由化を背景にして、志望校選びの選択肢は地域的には拡大するとともに、より多様な様相を呈してゆくことも十分に予想されます。しかし、新学区体制初年度となる受験生や保護者、あるいは私も含めて塾や中学校の先生にとっては、現在通学している学区以外の知らない高校についての不安感から、あえて危険は犯したくない、冒険はしたくないという心理が働くのも本音でしょう。
そういうことも含めて、(株)大阪進研さんの展望予想をベースに一緒に考えていきたいと思います。まずは以下の三点を基準に結論を出していきます。
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@ 通学の便
受験校選定時での現実的な大きな要素で、他府県における過去の学区体制が改編された時の例からもわかるように、もっとも考慮しなければならない重要な点です。 |
A 志願者数、倍率の動向
現在までの志願者数と倍率からその人気の度合いを比較でき、学区統合されたときに統計的(偏差値的)な影響と変動を推測できます。 |
B 大学への合格実績
高校のレベルと人気度は、その高校の大学への進学実績から評価される面があり、学区統合された場合、直接比較できます。 |
結論から言いますと、新学区制の1年目(19年度入試)については、普通科を設置するすべての高校の入試レベルが大幅に変化するのではなく、アクセス的に勝る大阪市内やその周辺の(大阪市に隣接する)地域、あるいは19年度入試で改編が行われる高校がある地域、また旧学区内では入試レベルに偏在があったり、または校数が少なかった学区(特に旧第6学区)、地域を中心に変化が見られると思われます。
逆に従前から、自転車を主な通学手段としてきた高校の多くは、学区改編により鉄道やバスを利用した通学圏の拡大というのは、余程の特色を打ち出していない限り望めないではないでしょうか。自転車を主な通学手段とする高校の多くは、JRや私鉄各線の最寄り駅からは相当な距離があります。そこからバスを乗り継いでまで通学するに足るメリットのある高校は、そう多くないでしょう。
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